- 日本人、特に若い世代の「内ごもり」傾向が顕著である。自発的な「鎖国」のように見える。
- でも若い女性はそうではない。「外向き」である。すべての統計と個人的経験がそれを物語っている。なぜ男性は「内ごもり」で女性は「外向き」になるのか。外への脅えが男子にのみ著しく、女子には希薄なのはなぜか。
- それは、デズモンド・モリスによると、人類のほとんどが外婚(女子が部族から出て他の部族に嫁ぐ)という形式をとっていることと関係するという。
- 現在、日本で女子の方が国際交流や海外留学に積極的なのは、それが「本来の姿」だから。自然に放置しておけば、男子は外に出ようとはぜず、内にこもってしまう傾向が強いのである。
- しかし、明治・大正・昭和の時代は男子も「外向き」を余儀なくされた。これは「例外的」な時代であった。平成になり、社会は大きく変わり、「内ごもり」が状態と化した。
- では、いったい、平成になって、なにが変わったのか? これについては次回(来週)。
もったいぶらずに結論を先に言えばいいのに。でも気になる。
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